テレビ 高齢者


スポンサードリンク  

店頭にテレビをリサーチしに行って驚いた!

はっきり言いたい。とても奨められる“状態”の商品はほとんどない!

 

店頭に並ぶ、録画機能が一体化しているハードディスク内蔵型のテレビは、2009年夏の現状ではほとんどが32型以上の大型のもの。大きければ当然値も張る。

 

おまけに何らかのソフトを再生するには、別途DVDやブルーレイのための再生プレーヤーを購入する必要があるのだ。

 

録画機能を持たないテレビは当然価格は安いのだが、別途レコーダー(録画)、プレーヤー(再生)のためのハードを購入し、接続し(コードだらけ、プラグだらけ)、しかも使いこなさなければならない。
テレビ本体の価格は録画機能内蔵型よりも大幅に安いけれども、これらの機能をそろえるとなれば、結局かなりの金額になってしまう。

 

私は当然近いうちに自分用の地デジ対応用の機器をそろえなければならないのだが「これは大変だわ」というのが実感。なぜなら、テレビ視聴や画質、録画機能、インターネット対応など、日進月歩で進化しているのはわかるが、AV鑑賞の“セット”全体としては、非常にややこしくなってしまっていて、ベネフィット提供ツールとしてははるかに退化しているのでは!と思わされたわけである。

 

興味のある商品はあっても、購入をすすめられる“状態”になっている商品が非常に少ない、つまりセットとしてシニア向けでない、ということなのだ。

なぜ小型の録画機能一体型テレビが無いのか?

金があって大御殿に住んでいて、テレビだけ見ていられるのであれば、“買える”ものはいっぱいある。

 

実際に、この叔母の姉(つまり二人とも私の叔母)は地方で農家の大きな家に住んでいる。既に日本一の高原野菜で充分稼ぎ悠々自適の隠居生活、大好きなジャイアンツ戦を自分専用の42型テレビで楽しむ毎日とか。ケーブルの接続や設定は親戚の電気屋さんがやってくれる。不具合あってもすぐに来てくれる。毎日見ているから録画などしない。

 

 

でも東京の1DKに一人で暮らす叔母には、買いたくても買えるものがほとんど無い。
これは同時に狭い住居環境にいて家族密着の生活をする私にとっても同様なのだ。

 

 

なぜ小型(ここでは20型〜26型ぐらいのことを言う)の録画機能一体型テレビが無いのか?
メーカーさん、マーケティングはどうなっているの!

 

(おそらく地デジ移行前に高額所得者や大邸宅居住者を刈り取ろうという作戦だったのだろうな。予定通りだったりして。でも金融バブルの崩壊、定額給付金、エコポイントなどの動き、意外にしっかり充実が進行するBSCSの番組内容等々でタイミングが変化している?)